不倫を家族や職場に知られずに解決したい

「不倫慰謝料の請求に対応する過程で、不倫を自分の家族、または職場に知られたくない。」
この記事はそんな方のために、不倫が自分の家族、または職場に発覚するケースへの対応方法について説明します。

 

内容証明郵便からの発覚

 
自宅に届いた慰謝料請求の内容証明郵便を家族が受け取り、不倫が発覚してしまうケースがあります。
慰謝料請求の内容証明郵便がいつ自宅に届くかは分からないので、本ケースは対応しようがないかと思います。

 

交渉時の発覚

 
交渉のために頻繁に会社を休むと、会社の同僚や上司に理由を説明しなければならなくなるケースがあります。また、頻繁に会社を休むことで家族に発覚する可能性も高くなります。
本ケースについては、度々会社を休む必要がないように、弁護士に代理交渉を依頼することで対応できると思われます。
また、交渉に関連した郵便物を、家族が受け取り発覚するケースもあります。本ケースについては、弁護士が交渉相手に自分以外の家族や勤務先に連絡しないように警告することで対応できると思われます。

 

家族、勤務先にバラすと言われたら

 
相手に家族、勤務先にバラすといわれた場合は、弁護士に代理交渉を依頼し、自分以外の家族や勤務先に連絡しないように警告することで対応するのがよいかと思います。

 

裁判時の発覚

 
通常慰謝料請求で裁判を起こされてしまうと、特別送達という方法で訴状が郵送されますが、それを家族が受け取り、不倫が発覚してしまうケースがあります。訴状がいつ届くかは分からないので、本ケースは対応しようがないかと思います。
裁判は大体1か月程度に1回開催されるのが通常です。裁判は、通常10か月~1年程度かかります。裁判の傍聴は誰でもできますので、会社の方、家族がたまたま傍聴に来ていれば発覚しますが、普通は傍聴に来ないかと思います。
交渉のときと同様に、裁判や裁判の準備のために度々会社を休まなければならなくなると、会社の同僚や上司に理由を説明しなければならなくなるケースがあります。また、頻繁に会社を休むことで家族に発覚する可能性も高くなります。
弁護士に依頼すれば、裁判に毎回出席する必要は原則ありませんので、家族や勤務先に不倫を知られる可能性を低くすることができます。

 

事件解決後の発覚

事件解決後の発覚については、相手が家族や勤務先に話さないように、示談書、合意書などにその旨を明記してもらうことで対応できるかと思います。

不倫問題を当事務所に相談

不倫慰謝料の問題でお悩みでしたら、弁護士にご相談ください。

  • 弁護士が依頼者様に代わり交渉
  • 家族や職場に知られるリスクを下げる
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法律問題の最適な解決方法は、ケースごとに全く異なります。東京アライズ法律事務所は、依頼者様と弁護士が対話を通じて、『最善の解決イメージ』を共有しながら動くことを心掛けています。

投稿者プロフィール

吉川 樹士
吉川 樹士弁護士
弁護士。東京アライズ法律事務所所属。著作に「3訂 終活にまつわる法律相談 遺言・相続・相続税」、「相続実務が変わる!相続法改正ガイドブック」など。モットーは依頼者様と弁護士が対話を通じて、『最善の解決イメージ』を共有すること。